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  パソネタ11  
 

 CDというのは不思議な商品で、「それが買いたい」と思うのは、ごくごく個人的な理由があるケースに限られる。「とにかくそのミュージシャンが好きである」という のも個人的な理由と言えるし、「どうでもいいから、その曲だけ何度も繰り返して聴 きたい」というのもそうだ。聴いたからといって腹がふくれるわけでもなければ、見 た目がカッコよくなれるわけでもない。それなのに買いたいと思う。そういう商品で ある。

 アーティスト名も曲名もわからないのに、買いたくなるケースもある。何と言うか、 その曲がぐぐっと脳にきたという場合だ。

 アーティスト名も曲名もわからないのに、どうやってCDを買うのか?そのパターン は2つある。1つは、レコード屋の店頭に赴いて、セットしてある推奨版を試聴し、よ ければ買うというパターンである。これは「ぐぐっとくる」やつを自ら求めていくわ けである。

 もう1つが、インターネットから流れてきたのを聴き、ぐぐっときたら、そこに表示されているアーティスト名や曲名を登録し(メモはしない)、その勢いでネットの CDショップで買ってしまうというパターンだ。こうした一連の動作がしやすい聴取環 境がインターネット上にはある。例えば、レコード会社のバージンが行っているイン ターネットラジオのサービスでは、その時に流している曲のアルバムジャケット、アーティスト名、曲名が表示されるようになっている。ぐぐっときたら、買うアクション が始まるまで2クリックぐらいである。

 この買うというアクションに関して非常に便利なのが、今では最古参と言ってよいCDNOWだ。CDに関するデータベースが非常に充実していて、曲名の一部でもわかれば 、きちんとした曲名、それが収録されているCDのタイトルをつきとめることができる。 「わかるから買える」わけである。また、ウィッシュリストという機能があり、買い たいと思ったCDをとりあえず登録しておくことができる。ちょっと迷って、後から買 うのに便利だ。  

最近、日本のアマゾンが輸入版CDも扱うようになったが、こうした機能がないので使う気にはなれないでいる。